石川県の白山奥宮の御朱印を頂いてきました。
白山は日本の代表的な霊山です。大昔から山岳信仰のある山で、富士山や富山県の立山と共に日本三霊山と呼ばれています。白山奥宮は別当出合という登山口から4時間ほど山道を登ります。標高2450mの室堂あります。関東から日帰りはほぼ不可能なので、室堂の山小屋で一泊しました。
白山奥宮の御朱印
白山奥宮の御朱印です。
登山の豆知識ですが、山岳信仰のある山は「登山」ではなく「登拝」になります。「白山頂上」をのスタンプを押してもらいました。こちらは数種類から選べます。
白山奥宮の御朱印が頂ける期間は、開山日(7月1日)から閉山日(8月31)までです。
白山の御朱印を貰うには
白山は標高2702mの山です。最高峰が御前峰です。
登山口からの標高差は1400mもあり、登山に慣れていないと日帰りは難しい山です。通常は2450mにある室堂の山小屋に泊まるか、テント場に宿泊します。私は室堂にある山小屋に宿泊しました。
体力的には日本有数の御朱印難易度ではないでしょうか…。
奥宮(室堂)までの所要時間
御朱印が頂ける奥宮(室堂)は、最短の登山口である別当出合から4時間~5時間の道のりです。
白山の山頂はさらに40分登ります。開山期間中の真夏であれば、登山道に雪は無く、危険個所はありません。何より長いです。
祈祷殿の内部
とても、山の中にあるとは思えないくらい綺麗でした。住み込みの宮司さんが一人で御朱印を対応していたので、少し待つ場合があります。白山は2017年で、開山1300年になりました。
御朱印の他にはお守り、絵馬、御朱印帳など置いてあります。なかなか来れない場所なので、御利益がありあそうです。記念スタンプがあるので忘れずに!!
宿泊者の特権、御来光登拝
宿泊者の特典として、開山中は毎日、御来光登拝があります。
未明に宮司さんと山頂に登り、日の出を迎えると同時に全員で万歳三唱を行います。
白山の登山について
白山は美しい花の山、ベストシーズンは7月と8月
冬は豪雪地帯の白山。夏は雪解けする水によってたくさんの花が咲きます。白山は高山植物豊富な花の名山です。登山道に咲いていたニッコウキスゲのお花畑は見事でした。
特に、7月中旬~8月上旬がお花のベストシーズンなので、この期間の週末に登山計画するのをおススメします。梅雨明けしてないのでお天気に恵まれるかは運です。熱中症には十分気を付けて下さい。
白山の登山風景をちょっとだけ
登山口には大きな鳥居があります。
2~3時間はずーっと樹林帯です。途中2ヶ所くらい水場があります。
室堂手前は平らな空間が広がっていてます。御前峰の山頂が見えて、とても気持ち良い道です。7月中旬の海の日の三連休でしたが、たくさんの雪がまだ残っています。
室堂周辺は高山植物を多数見ることができます。貴重なクロユリの花は逃さず見ておきましょう。
山頂で御来光を見て、雲海が広がるパノラマの風景はとても素晴らしかったです。北アルプスの山々や御嶽山をみることができました。
山頂はいくつかの山があり、ぐるっと回るコースがあります。雪渓を横切って、とても青い湖など見所が満載でした。花がたくさん咲き、自然がとても雄大でした。
白山への登山プラン
1泊2日が必要で、御朱印を貰いに行くのがとても大変な場所です。
私は早朝都内を出発、北陸新幹線で金沢駅へ、レンタカーを借りて登山口に向かいました。金沢駅からバスが出ているので、夜行バスを乗り継いでいく人も多いようです。
下山後は麓にある白山比咩神社を参拝しました。
コメント