【東京散歩】深大寺(調布)@御朱印~東京で食べる秋の新そば祭りと紅葉狩り

紅葉の深大寺

東京都調布市の深大寺(じんだいじ)を参拝しました。

東京の大体の観光地や名所は駅から徒歩10分もあれば辿り着けます。しかし、ここ深大寺はJR中央線と京王線の間にありながら、どちらの駅からも遠い立地にありアクセスの悪い場所にあるので、なかなか足が伸びませんでした。

今回は紅葉が見頃の11月中旬、境内で開催される新そば祭りというオプション付与を動機に出かけてみました。

紅葉の秋、深大寺の参拝

調布駅前からバスで移動する

調布駅の深大寺駅行きのバス

深大寺は電車だけで行くのは困難です。電車から路線バスに乗り換える必要があります。

調布駅の深大寺駅行きのバス

今回は京王線の調布駅から路線バスに乗り換えました。週末は1時間に3~4本出ているので、時刻表は気にせずで問題ないと思います。

JR中央線の吉祥寺駅と三鷹駅からもバスが出ています。

LINK 深大寺へのアクセス

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調布駅から20分ほどで深大寺に到着。

バス停からすぐに参道になります。秋祭り開催中ということもあり、多くの参拝客と観光客で賑わっていました。

鬼太郎茶屋

鬼太郎茶屋

参道の入り口の左手に「鬼太郎茶屋」がありました。

調布は国民的な漫画アニメ作品「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの水木しげる先生が住んでいた土地です。2015年に亡くなりましたが、93歳の大往生です。

そんなゲゲゲの鬼太郎のコンセプトショップです。

鬼太郎茶屋

店の前で、目玉の親父団子が異彩を放っていました。

注文すると裏面に味噌を塗って焼いてくれます。一つの団子のサイズが大きいので、全部食べるとおなか一杯になってしまうので注意。味は…普通でした。目玉部分は特に味はありません。

鬼太郎茶屋

瓦屋根の上に巨大な鬼太郎が履いている下駄が置かれていました。漫画(アニメ)ではブーメランのように戻ってきますが、この下駄にも妖怪が宿っているのでしょうか…。

鬼太郎茶屋

店内はたくさんの鬼太郎グッツが売っています。ちなみに私が一番好きなキャラクターはぬりかべです。アニメだとレギュラーというより準レギュラー扱いなので、ぬりかべを見れた日はラッキーと思っていました。

深大寺そば祭り

深大寺そば祭り

参道を進んでいき、深大寺の境内に入りました。

参拝する、その前に…。

深大寺そば祭り

深大寺そば祭りを見学します。

「ダン!ダン!」と板を打ち付ける音が響き、仮設テントの下で蕎麦が打たれていました。

深大寺そば祭り

蕎麦屋のガラス越しに職人さんが打っている姿を見ることはありますが、野外で蕎麦を作っているところを見るのは新鮮です。ガラス一枚ない分、蕎麦の香りがより伝わってきました。

深大寺そば祭り

その打ち立ての蕎麦をお寺内の土間や囲炉裏で頂くことができます。お値段は設定されていません。食べ終わったら、お気持ち代を支払います。

深大寺そば祭り

ちなみに人気なので20分ほど並びました。

そば粉

薬味なしのシンプルにダシに入った蕎麦。

のど越しが良く、打ち立てのため爽やかな香りが強かったです。冷たい水で締めているので歯ごたえも良く、喉を通る爽快感がありました。お腹がペコペコだったら、10杯以上食べれそうです。

深大寺そば祭り

挽きたてのそば粉を購入できます。そば粉があっても、伸ばして切るスキルがあればなぁ…。

江戸時代に深大寺の周辺の土地では米作に適さない土地だったようで、代わりに蕎麦を育てて、お寺に収めたと歴史があるようです。江戸への献上品でもあったようです。

深大寺の御朱印と御朱印帳

紅葉の深大寺

蕎麦を愉しんだ後は、本来の目的である深大寺の参拝へ。

紅葉の深大寺
紅葉の深大寺

奈良時代(天平5年)満功上人によって創建された深大寺。東京では浅草寺に次ぐ古い歴史があります。今でこそ周囲は住宅地に発展しましたが、100年以上前は水が豊かで、自然の多い場所だったようです。

深大寺の御朱印

御朱印帳は淡い紫色のベースで、ピンクと白の梅の花がアクセントに描かれていました。御朱印のデザインは、3種類から選べます。

  1. 本堂
  2. 釈迦堂
  3. 元三大師堂

神社と違ってお寺はパターンがあるので、どれにしようか迷います…。

深大寺の御朱印

2番の釈迦堂にしました。

理由はミーハーなのですが、銅造釈迦如来倚像が平成29年3月10日に国宝指定されているからです。飛鳥時代後期につくられたと推定される仏像です。左上に「新国宝指定」のスタンプが押されています。

紅葉の深大寺

白鳳仏は美術史上の区分である「白鳳時代」に作られた仏像の特色です。

紅葉の深大寺

御朱印を頂いた後は国宝の銅造釈迦如来倚像を見学(撮影禁止)。

紅葉の深大寺

その後は紅葉に燃える深大寺を散策しました。

紅葉の深大寺

カメラマンによる家族の記念撮影をしている光景が見られました。

紅葉の深大寺

もみじが綺麗に紅葉しています。

20代の女性が重そうなNikonのフルサイズ機を2台抱えて撮影をしていたり、若い女の子のグループがスマホと自撮り棒で写真を撮っていたりと、紅葉の楽しみ方は多種多様なようでした。

紅葉の深大寺

参道には20軒以上の蕎麦屋が立ち並んでいるようです。どこも繁盛していて、秋の味覚を楽しんでいました。

深大寺のお参りを終えて、再びバスに乗って帰りました。

深大寺のまとめ

紅葉の深大寺

東京都心を少し離れて、住宅地から切り取られた自然。

そんな空間にある深大寺は23区にはない参拝が出来ました。紅葉と新そば、深大寺を参拝するのに最もいい時期だったかもしれません。鬼太郎茶屋などのユニークなコンセプトショップがあり、美味しい打ち立て蕎麦を提供する店が立ち並び、子供からお年寄りまで楽しめる場所だと思います。

アクセスこそ不便ではありますが、小旅行気分を味わえる深大寺でした。

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