
東京都大田区にある羽田神社を参拝しました。
東京の空の玄関口である羽田空港から近いため、航空安全や運航安全のご利益があり、航空会社関係者の参詣が多いそうです。今回は旅行祈願を目的に行ってきました。
羽田神社参拝
京急線の大鳥居駅から徒歩で羽田神社へ

羽田神社の最寄り駅は京急空港線の大鳥居駅です。

産業道路を南に進んでいくと右手に羽田神社があるので、迷いませんでした。大鳥居駅から徒歩5分くらい掛かります。

境内は広く、本殿まで30mほどの距離があります。

手水舎は珍しく、龍ではなく、「牛」の口から水が出ていました。

羽田神社は「牛頭天王(こずてんのう)」を祀っているという由来が書かれていました。
日本における神仏習合の神。釈迦の生誕地に因む祇園精舎の守護神。
京都の八坂神社(やさかじんじゃ)の祭神として有名のようです。

京都の八坂神社は2回ほど訪れているのですが、参拝が2回とも真夜中…。手水舎に牛がいたかどうか意識してなかった…。

立派な羽田神社の本殿。
年末の週末と言うことで少し閑散としていましたが、常に2~3人は境内にやってきていました。

社務所は本殿左にある3階建ての建物にありました。

御朱印を書いて頂いている間の時間で「羽田富士塚」を見学することにしました。

明治時代の初年に富士山信仰で人工的に作られた小山で「羽田富士(はねだふじ)」と呼ばれています。本物の富士山と同様に7月1日に山開きが行われていたようです。

日本各地には長野県の蓼科山(諏訪富士)、鹿児島県の開聞岳(薩摩富士)などの郷土富士があるので、この羽田富士もその一つになるのかな?


崩落するので登山禁止中という張り紙がされていました。
「登山」に当てはまるのかはツッコミどころなのかもしれませんが、現在では登れないようです。

以上、禁止された標高2mくらい?の羽田富士登山でした。

余談ですが、「羽田」という地名は羽田空港ができるずっと前からあります。羽田は飛行機の羽のイメージで、空港ができてから付けられた地名と思っている人が少なからずいるようです。
羽田の名前の由来は所説あるようですが、鳥の羽ではないようです。

絵馬を少し見てみると、旅行祈願の他に「パイロットになりたい!!」、「CAの試験に合格しますように」などの航空関係の願い事が書かれているのが羽田神社らしいです。
羽田神社の御朱印を頂く、御朱印帳は飛行機のデザイン

羽田神社の御朱印です。
右下の飛行機が描かれてるスタンプが特徴です。

羽田神社は御朱印帳と御朱印帳袋が販売されています。やはり、飛行機がデザインがシンボルになっていました。
御朱印帳は空の色をイメージする爽やかなペールブルーでした。

羽田神社の境内には複数の稲荷神社がありました。
鈴納稲荷神社。

増田稲荷神社。
二つの稲荷神社は羽田の土地を開墾した盟主が建てた神社として看板に記載されていました。海と川が近い土地であるため、天災による風雨や増水が多かったので、その守り神のようです。

日枝神社。
赤坂にある日枝神社(ひえじんじゃ)もありました。

羽田稲荷神社。
境内に稲荷神社が3社もありました。


更に奥にはお神輿がおさめられていました。
7月最後の土日に「羽田祭り」が開催されます。担ぎ手は3千人、見学に3万人と規模の大きいお祭りです。
羽田神社の参拝を終えて、この後は穴守稲荷神社に向かいました。
羽田神社まとめ

羽田神社で旅行運を頂いたので、来年も引き続き良い旅ができることを祈ってます。その前に羽を伸ばせる休みが欲しいです。

東京の空の玄関口。
京急空港線ということで東京23区の外れにありますが、旅行の祈願をされたい方は是非訪れてみてください。
アクセス | 京浜急行電鉄大鳥居駅より徒歩5分 |
御朱印受付 | 9:30~16:00 |
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