タイ料理の代表格「パッタイ」。
タイのバンコクで最も有名なパッタイ専門店「ティップサマイ(THIPSAMAI)」に行ってきました。
創業1966年、50年以上も歴史がある老舗です。当然パッタイが有名ですが、それと同じくらいにオレンジジュースが有名です。
バンコク旅行で必ず食べたいと思っていた「卵包みパッタイ」を食べてきました。
アクセスがちょっと不便なティップサマイ
ティップサマイは人気店ですがアクセスが少し難点です。
ティップサマイを旅のプランに組み込もうと思うと、カオサンロードや寺院、駅、ショッピングエリア、いずれも離れています。私は寺院巡りの後で、タクシーを使いました。タクシー料金を払う際に1000バーツしかなく、断られたので、小さな商店でコーラを買って崩してもらいました。
開店する17時ちょうどに到着したら、ずでに並びの列が出来ていました。
テイクアウトだと並ばずに購入できるようです。
開店と同時に入店。
もともとはローカルな食堂でしたが、人気が高まってレストランに改装したのだとか。奥行きのある店内です。
綺麗な厨房ではパッタイが高速で作られていく様子を見ることができます。卵液の入った器の大きさ…。
この店に初めて訪れる人は99%「卵包みパッタイ」を注文するのではないでしょうか。周りを見ると大体が観光客で、この卵包みパッタイを注文しているようでした。値段は120バーツ(432円)。ノーマルパッタイで75バーツです。ローカルな食堂だと、パッタイは40~50バーツなので少々お高めです。
強烈な甘さとフレッシュさ、名物オレンジジュース
ガイドブックやユーチューブのレビューを見ると神格化されていると言ってもいいオレンジジュースです。お値段はビックリの99バーツ(356円)です。ラージサイズは160バーツ(576円)。普通のパッタイより高いです。
コンビニで売っているコーラが20バーツしないタイで、このオレンジジュースの価格はかなり高級。パッケージを見ると高そうに見えませんが、ティップサマイのマーク入りでオリジナル商品。
裏面には「購入から一日以内に飲め」と書いてあります。
味ですが…私が知っているオレンジジュースの味ではありませんでした。まず、衝撃的な甘さです。そして、個体よりの液体と言っていいほど、果肉の密度がギュッと濃いです。タイのオレンジはマンダリンオレンジなので、日本人としてはみかんジュースの方が分かりやすいですが、日本のみかんとは味が全然違うなぁ…。噂通り、とっても美味しいです。
是非、このオレンジジュースは体験してみてください。
オムライスのような卵包みパッタイ
そして、10分ほどして卵包みパッタイが届きました。
卵に包まれている、卵が添えられている料理に美味しくないはずがないですよね?卵の薄さで中身の麺が透けています。まるで、オムライスのような赤、緑、黄色と彩りが綺麗です。
大きめのエビが2つ盛り付けられています。
卵を割ると出てくるオレンジ色の麺。
平打ちの米粉麺はもちもちとした食感です。甘いタレと油が絡んでいて、美味しいです。
テーブルには砂糖、唐辛子フレーク、唐辛子漬けのナンプラーで味の調節が可能です。
ライムで酸味、ナッツで香ばしさ、ナンプラーでコク、唐辛子で辛さ、砂糖で甘さ。自分の好みに合わせてカスタマイズによって、無限の味わいを作ることができます。
味は大満足でしたが、お腹はいっぱいにならないくらいの量でした。人によっては二皿、三皿平らげてしまうかも。
充実のお土産コーナー。
パッタイは魔性の食べ物です。
独特な甘い味付け、タイ料理らしからぬ食べやすさ。カスタマイズによって自在に変化し、万人に受け入れる包容力。その実力はCNNが調査した「世界で最もおいしい50種類の食べ物」で、第5位にランクインされるほどです。
「ティップサマイ」は、初めてのバンコク旅行で食べ歩きをするなら、「ピンクのカオマンガイ」同様にバンコク旅行には外せないタイ料理専門店だと思います。
ティップサマイのアクセス
MRTのサムヨット駅が最寄駅になります。2019年7月にオープンした新しい駅です。水上バスの駅が近く、私は帰りこちらを利用しました。
営業時間 | 17:00~25:00 |
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