東欧に位置するスロベニアとクロアチアの周遊ツアーの記事です。
ヨーロッパのベストシーズンである秋にツアーを利用して行ってきました。
この前の年もクロアチアに行くことを計画していたのですが、計画を始めた頃には満席で予約が取れませんでした。今回は2か月前に予約をしてツアーを確保しました。
旅程
”参照:LOOK JTB デジタルパンフレットより”
都市の記事を始める前に、今回の旅程をざっくりご紹介します。今回の内容は2日目となります。
1日目:羽田空港✈→ ミュンヘン(ドイツ)✈→トリエステ(イタリア)🚌→リュブリアナ(スロベニア)
2日目:ブレッド湖🚌→ポストイナ鍾乳洞🚌→オパティア(クロアチア)
3日目:シベニク🚌→トロギール🚌→スプリット
4日目:スプリット🚌→ドブロニク
5日目:ドブロニク🚌→プリトビチェ
6日目:プリトビチェ国立公園🚌→ザグレブ
7日目:ザグレブ空港✈→フランクフルト(ドイツ)✈→羽田空港
スロベニア観光
ブレッド湖
手漕ぎボートで聖マリア教会へ
長距離移動で疲れた体をむりやり起こして、ホテルを出発したのが8時半くらい。
リュブリアナのホテルから、バスで1時間程度でブレッド湖に到着しました。
ブレッド湖は別名「アルプスの瞳」と言われており、ユリアン・アルプスに囲まれたきれいな湖です。スロベニアで一番の見どころと言われています。
ブレッド湖の真ん中に浮かぶ聖マリア教会に手漕ぎボートで移動します。
屈強なスタッフのお兄さんが、20人近くの観光客を乗せて船を進めます。
ひとりで漕いでいるのに、涼しい顔をしていました。
船にはブレッド湖と聖マリア教会がデザインされた旗が飾られています。かわいい。
10分程度で島の正面に到着します。
朝早い時間でしたが、すでに数艘の船が到着していました。昼だともっと混むんだろうな。
島の正面には、教会に向かう99段の階段があります。
ここ聖マリア教会は結婚式で有名だそうで、私も以前深夜のTV番組で結婚式を挙げるカップルが特集されているのを見たことがありました。
結婚式では、この99段の階段を花婿が花嫁をかかえて登り切ると幸せになれるという伝説があるとか。普通に登っても息があがりそうな傾斜です。落とされたら怪我をしそう。
階段の右にゆるやかな迂回路があり、今回はそちらから教会を目指します。
聖マリア教会に到着です。立派な鐘楼です。今回は上りませんでしたが、上にあがることも可能なようです。入口で入場料を支払って中に入ります。
教会の中に入ると正面に天井から紐がさがっています。
これは鐘楼の鐘につながっていて、3回きれいに鳴らせると願いが叶うという言い伝えがあるそう。私もチャレンジしてみましたが、結構思いきり引かないと音がならなかったです。
教会の横にはお土産屋さんもあり、船が出発するまでの間そちらを覗いていました。
ブレッド湖を上から望むブレッド城へ
手漕ぎボートで島から戻り、一度バスへ乗り込みブレッド城へ向かいます。
湖を上から眺めるためにブレッド城の見晴らしの良いところまで登ります。階段、坂道が多く結構歩きました。
上からの景色は絶景、グリーンの湖が綺麗でした。晴れてよかった。
島に向かうボートが何艘も確認できました。いつまでも見ていられる景色でしたが観光客の多い場所なので、そんなにぼんやりしてもいられません。
ブレッド城にあったお土産屋さんで、マグネットとラベンダーのサシェを購入。
スロベニア、クロアチアではラベンダーが有名でお土産で買うことが多いと思います。そのままスーツケースに入れると、お菓子とかのお土産にまで香りがついてしまうので注意が必要でした。買ったサシェはとても香りが強いので、ジップロックに入れて鞄の中へ入れていました。
敷地内に蜂蜜専門店や素敵なワイン店もあって、こちらにも買いたいものがたくさんありましたが、まだ観光初日なのでほどほどにしておきました。
ランチでマス料理をいただく
ブレッド湖観光のあとは、湖からほど近いレストランでランチをしました。
Gostilna Murkaというレストランで、スロベニア料理のお店です。
マス料理です。茹でたごろごろジャガイモ添え。川魚独特の香りがあるので、苦手な人は完食するのが厳しいかもしれません。身が柔らかかったです。
デザートはケーキ(?)のようなもの、マフィンのようなスポンジにカスタードクリームがかかっています。
ポストイナ鍾乳洞
バスに2時間弱乗って、ポストイナ鍾乳洞に到着しました。
観光客がたくさんいて混んでいました。人気のある観光地であるようです。
ポストイナ鍾乳洞では、ホライモリが有名でぬいぐるみやグッズが売られています。
ホライモリとは、
ヨーロッパで見られる洞穴性の脊椎動物として唯一のものである。
本種をドラゴンの幼体であるとする民間伝承もあり、ドラゴンズベビーとの呼び名もある。
ホライモリ『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』
更新日時:2017年6月1日 (木) 14:58 URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/ホライモリ
何も食べなくても1年以上生きられるそう。ちょっと怖い。
ぬいぐるみ等ここでしか買えないものなのでちょっと迷いましたが、ベージュのイモリちゃんが独特の見た目で・・・あまり心が動かなかったので購入はやめておきました。
トロッコでヨーロッパ最大級の鍾乳洞内部へ
鍾乳洞内に入るとひんやりとしていて、湿度が高かったです。
トロッコに乗り込み、鍾乳洞の中心に向かいます。結構な速度がでるので、風があたって少し肌寒かったです。インディジョーンズみたいで楽しい。
ちなみに鍾乳洞内の写真撮影は可能なのですが、フラッシュは禁止とのことだったので注意が必要です。
鍾乳洞は天井が低くかがみながら歩くイメージでしたが、ここはそんなことはありません。下から上のルートを見上げるとこんな感じ。内部のツアーは1時間程度歩いて回ります。とんでもない大きさでした。
観光ルートは整備されているのですが、足もとが濡れていて転びやすいところもあり注意が必要です。
ポストイナ鍾乳洞の公式ホームページにも載っていた巨大な鍾乳石。鍾乳石は1cm成長するのに50年かかると言われていますので、これができるまでには途方もない年月がかかったんだろうなと想像して圧倒されました。
ツアーの最後は、トロッコ乗り場の横のコンサートホールと呼ばれる巨大な広場に出ます。実際にコンサートが行われることがあるそうです。声がよく響きそう。
広場にはお土産屋さんがあり、トロッコを待つ間はそちらで買い物ができます。
オパティアのホテルに宿泊
ポストイナ鍾乳洞からバスに乗り込み、クロアチアのリゾート地オパティアを目指します。
オパティアは宿泊だけの滞在でしたが、海岸沿いでとても雰囲気の良い街でした。
HOTEL AGAVAへ宿泊しました。あまり良い画角での写真が残っておらず雰囲気が伝わらないと思いますが、とても可愛らしいホテルでした。
ホテルのレストランで夕食となります。ビュッフェでした。種類も多くて、ついつい取りすぎてしまう。テラス席で食べたのですが、海岸沿いの心地よい湿度の中での夕飯はとても美味しかったです。
スロベニア観光を終えて
ブレッド湖は想像以上に素敵なところでした。ポストイナ鍾乳洞のトロッコも楽しかった。飛行機疲れが吹き飛ぶくらいに、充実した1日目を過ごしました。
ところで、ホテルに戻ったらカメラの充電をするかと思うのですが、スロベニア、クロアチアではC-typeに対応した変換プラグが必須でした。
また、変換プラグを友人が忘れたり、コンセントが1つしかない部屋に泊まる場合がありますので、タコ足も複数人で旅行するときはあると安心ですね。
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