【ベトナム】ホイアンの旅 〜 昼と夜で表情を変えるノスタルジックな世界遺産

夜のホイアン

2026年3月、休暇を利用してベトナム中部の古都ホイアンへ行ってきました。

16世紀頃には日本人も多く暮らしていたというこの街は、今もその歴史の面影を色濃く残していました。

ノスタルジックな黄色い街並みと「日本橋」

ホイアンの日本橋

旧市街に足を踏み入れれば、まず目に飛び込んでくるのが、鮮やかな黄色い壁の建物と青い空のコントラストです。街のシンボルである「日本橋(来遠橋)」は、昼間に見るとその重厚な瓦屋根と石造りの土台に、数百年の年月を感じさせます。

街路には南国らしい緑が溢れ、露店には色とりどりの雑貨やランタンが並んでいて、歩いているだけで心が躍ります。

ホイアンストリート

華やかな装飾に彩られた会館巡り

ホイアンの歴史を語る上で欠かせないのが、各地にある「会館」です。福建会館などの門をくぐると、そこには見事な彫刻や真っ赤な提灯、そして鮮やかなピンクのブーゲンビリアが咲き誇る美しい中庭が広がっていました。

福建会館

内部の祭壇に目を向けると、豪華な装飾とともに大きな渦巻き型の線香が吊るされており、その幻想的な光景に思わず足を止めてしまいました。

ホイアンに来たら外せない名物料理

この街でしか味わえない独自の食文化も楽しみの一つです。今回は、ホイアン名物の料理も堪能してきました。

まずは、厚みのある麺が特徴的な「カオラウ(Cao Lau)」。かつて日本から伝わった伊勢うどんがルーツという説もあり、親近感が湧く一品です。甘辛いタレが絡んだコシのある麺に、柔らかいチャーシュー、たっぷりのハーブ、そしてカリカリに揚げた豚皮が絶妙なアクセントになっています。

続いては、その見た目の美しさから名付けられた「ホワイトローズ(Banh Bao Banh Vac)」米粉で作られた半透明の皮に海老のすり身などを包んで蒸し上げたもので、お皿の上に咲く白いバラのようです。つるんとした喉越しと、トッピングされたフライドエシャロットの香ばしさがたまりません。

そして、おつまみ感覚でいただける「揚げワンタン」。パリパリに揚がった大きなワンタンの上に、エビや野菜がのっていて、甘酸っぱいタレ(サルサソースのような味わい)につけて食べます。

暑さを癒す、芸術的なマンゴーピンス

ベトナムの強い日差しの中での街歩きには、冷たいスイーツが欠かせません。マンゴーピンスの写真に釣られて入ったのがピンスの専門店「Ubebe」です。

ホイアンにある「Ubebe」のマンゴーアイス

2階にも広い客席がありました。スライスされた完熟マンゴーが並べられ、その下にはふわふわのココナッツ味のかき氷が隠れています。

歩き疲れた体に染み渡りました。毎日食べたいくらいの美味しさ!!結構量もありました。1,000円以内で食べられてお手頃でした。

ランタンボートに乗船

ホイアンのランタン

日が暮れると、街はさらに趣深い雰囲気になります。夜のメインイベントは、トゥボン川でのランタンボート体験。

初めてだったのでボートの価格交渉に不安があり、今回は事前にklookで予約しておいたので、スムーズに乗船できました。

ランタンが光るホイアンの夜

川面を埋め尽くす光は宝石箱のような美しさでした。

ボートを降りた後、活気あふれる夜市を歩いていると、美味しそうなカットマンゴーの屋台を見つけました。何人か並んでいて人気の様子。「一箱買ってみよう」と思い、前の人が渡していたのと同じ紙幣を店員さんに差し出したはずだったのですが……。どうやらその金額は一箱分にしては多すぎたようです。

ホイアンのマンゴー

言葉が通じないまま待っていると、完熟マンゴーがぎっしり詰まった箱を二つ手渡されました。山盛りのマンゴーを二箱抱えて夜の街を歩くことになったのも、今では楽しい旅の思い出です。

ホイアンの屋台で買ったマンゴー

宿泊は可愛くてコスパ抜群の「Lantana Boutique Hoi An Hotel」

今回の旅で拠点にしたのは、「Lantana Boutique Hoi An Hotel」です。

ホイアンのホテル

泊まったお部屋は白を基調に、ブルーのアクセントが効いたとても可愛い内装でした。これほど素敵なホテルで一泊約8,600円(※宿泊時)という安さには驚かされます。

そして、朝食は川沿いのテラスでいただくことができます。ゆったりと流れる川を眺め、朝の清々しい空気の中でいただくコーヒーは、至福のひとときでした。

まとめ

歴史的な建築、美味しいスイーツ、そして少しの失敗。ホイアンは、訪れる時間帯によって全く異なる表情を見せてくれる、魅力に溢れた街でした。またいつか、あの優しい光と、甘いマンゴーの香りに会いに戻ってきたいと思います。

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