【東京十社めぐり】亀戸天神社@御朱印~スカイツリーと神社が江戸と東京を繋ぐ風景

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東京都亀戸にある「亀戸天神社(かめいどてんじんじゃ)」を参拝しました。

東京十社めぐりの4番目に訪れた神社になります。亀戸天神社は菅原道真(すがわらのみちざね)を祀り、江戸時代の1600年頃に建てられました。

江東区の亀戸にあり、下町風情がある神社ですが、背景にはスカイツリーが見え、昔と現代を繋ぐ風景があります。

亀戸天神社参拝

東武線のスカイツリー駅から徒歩でアクセスする

押上駅

亀戸天神社へのアクセスですが、東京メトロ、JR、東武線の各最寄り駅から離れた位置にあるので厄介です。

今回は、押上駅(おしあげえき)から徒歩で向かいました。

スカイツリー

押上駅ということで、スカイツリーの根元です。

2012年に開業したスカイツリーから江戸に建てられた神社に向かうというのもロマンがありますね(?)

合格祈願をする参拝客で賑わう境内

亀戸天神社

押上駅から15分ほど歩き、ようやく亀戸天神社に到着です。

亀戸天神社

亀戸天神社の由来が書かれた石碑がありました。江戸時代から「学問の神様」として信仰の対象となっているそうです。

亀戸天神社

学問の神様として知られる菅原道真と亀有は何のゆかりのない土地です。末裔が福岡(大宰府)から信仰を伝えるために江戸で広めたそうです。

菅原道真は平安時代の人物ですが、相当なカリスマ性があったんでしょう。

亀戸天神社

新東京百景」というのに選出されているらしいです。調べてみると結構行ったことがある場所が多かったです。ちなみに東京十社では他に品川神社が選出されていました。

伊豆諸島も選出されているのでコンプリート出来る人はいるんでしょうか…。

亀戸天神社

神社とスカイツリー、江戸と東京が融合している風景です。

ちなみに新東京百景は82年選定なので、スカイツリーは当然存在していないのです。

亀戸天神社

奥へと進んで行きます。

お賽銭の行列が出来る程に参拝客がいました。

亀戸天神社

訪れた時期は1月。

受験シーズン真っ只中で、子供の合格祈願に訪れる親が多かった印象です。

亀戸天神社

御朱印を貰っている間、社務所を観察していると合格祈願のお守りと絵馬が飛ぶように売れていました。

亀戸天神社

賑わいをみせる境内の隅っこで、訪れる前に泉岳寺で買った大福をもぐもぐと食べていました。

亀戸天神社の御朱印を頂く

亀戸天神社の御朱印

頂いた御朱印がこちらです。

シュッとした字で書いてもらい、お気に入りです。

亀戸天神社

亀戸天神社は藤の名所として知られています。境内にある100株以上ある藤が4月下旬~ゴールデンウィーク頃に開花するそうです。

1月にはなにも咲いてないのかと思いきや椿と蝋梅(ろうばい)が咲いていました。特に蝋梅が甘い香りを漂わせていました。

亀戸餃子を食べに行く

ひたすら餃子が提供される亀戸餃子の本店へ

亀戸

参拝を終えて、亀戸駅前に移動しました。

亀戸餃子

目的のお店は「亀戸餃子」の本店です。

亀戸餃子は昭和30年頃に創業し、50年以上続く餃子の専門店です。満州で食べた餃子を戦後の日本で提供するという餃子の老舗で良く聞く話で、この店もその一つだそうです。

亀戸餃子

亀戸駅前の路地裏という立地にあります。この下町で慕われ続けている餃子を一度食べてみたかったのです。

亀戸餃子

行列は出来ていましたが、回転が早く、スムーズに店内に入れました。

暖簾をくぐると「ジュー」っと餃子の焼く音がして、店内に入った瞬間に食欲を掻き立てられました。

亀戸餃子

席に着くと同時に店員のおばちゃんがからし付きの小皿を置いてくれます。

野菜たっぷりの餃子は何個でも食べられる

亀戸餃子

そして、オーダーを取られることなく、自動的に餃子が提供されました。

亀戸餃子

亀戸餃子は餃子しかメニューがありません。餃子一皿250円です。

亀戸餃子

白いご飯もありません。あるのは飲み物のメニューだけです。亀戸餃子は食事をするところではなく、餃子をあてにお酒を飲むところなんです。

亀戸餃子

餃子はからしをつけて食べるのが特徴です。

亀戸餃子

テーブルにはラー油もあるので、味に変化をつけることができます。

亀戸餃子

小ぶりで野菜多めなのであっさりしていながらジューシー。何個でも食べられそうです。栃木県宇都宮の餃子の有名店「正嗣(まさし)」の餃子に似ていて、それを小ぶりにした感じです。

食べ終われば、自動的に提供されます。

回転寿司のように最後は食べた分のお皿をカウントして清算します。

亀戸駅前

餃子を食べ終えて、亀戸駅前へ。

食事も終えてこのまま帰宅したい気持ちもありますが…義務的に次の神社である富岡八幡宮を目指します。

亀戸天神社のまとめ

亀戸天神社

学問の神様と言われる菅原道真は貴族出身で、幼少期に神童と呼ばれ、文学と政治に才を発揮した人物です。朝廷没落の汚名を着せられ、大宰府へと左遷。ゆかりの無い地で終焉を迎えたそうです。

華々しい経歴からの転落人生ですが、没後に功績が再び評価されています。信仰として1000年以上を越えて生き、遥か彼方の江戸に影響を及ぼす。凄いことです。

福岡にある大宰府天満宮と同じ造りをしているそうなので、いずれ大宰府にも行ってみたいと思いました。

東京十社めぐりのまとめ

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